元青色の海月

思考の出力先

死スル時、出ル者

少なからず25年と言う歳月を歩んできてわけで、否が応でも多々経験を経て来たわけで、分岐点が何回か有ったわけなのだが。

思い返した中での一番自分を変えた出来事が5年前の今日に振られた事だと思う。

振られてなければ英語も話せない、論文も書けない、現在よりマイナスの位置に居ただろう。

 

「怪我の功名」っと言うべきか、自分が組み立てていた人生設計が白紙となり、何するか?何がしたいか?何が出来るか?何が出来ていないか?何が足りないか?等々自問自答する機会が出来た。

18歳から20歳までの約2年間人生の中で性格思考は一番イキっていた、クズだった。

逆に外見だけは過去一番痩せており、一番色白と出来としては完璧であった。

ただ自分がどういう人間なのかを理解出来ていないかった。故に勘違いを犯しクズであったのは言うまでもない。

 

考えの末、編入する大学を変え、卒業までの時間を伸ばし、貯めていた貯金を使い留学をした。

自分が学びたかった歴史を研究し、自分が足りていなかった英語を0から勉強した。

両を学ぶ最中に自分の粗が浮き彫りになった。この溝が自分の在るべき姿、思考を持つキッカケになった。

 

勿論、全てが良い方向に進んだ訳ではなく、悪い方へと転んでしまい大きな陰を生んでしまった。

年々人付き合いが苦手となり、自己嫌悪が加速した。昔持っていた感性を嘘だったかの様に失くした。

悔やんでも現在が変わるわけではないが、永遠と過去の自分の行いを悔やんでいる。大嫌いだ。

 

ただ自分を変えてくれた人にはとても感謝をしている。感謝と同じ位に申し訳ないとも思っている。

 

ただただ過ぎた日々を美化しているだけかもしれないが。